2023.03.06
年長
お茶会(体験活動)
春の訪れを感じさせるように、日中は少しずつ暖かくなってきました。
2月28日(火)、まどか南幼稚園の年長児は、浄性寺で開かれたお茶会に参加しました。
この日のお茶会の主題は、季節を彩る果物を冠して、「桃の節句のお茶会」となりました。
桃の花とお雛様も飾られていました。
最初に、お茶の先生からお茶の葉を見せていただいたりしながら、園児たちにも分かりやすく、お茶の歴史などのお話をしていただきました。
年長の子どもたちのほとんどは初めてのことばかりで、先生によるお点前を真剣に見入ってました。
子どもたちの興味・関心がふくらんできたところで、いよいよ実際の体験です。
まずは、「お先に」と言い、自分の分の和菓子をとり、次のお友だちへと和菓子ののったお盆を回して
いきました。
「お作法」というものを、時に不安げな表情もみせながら実践している姿がとても可愛くみえました。
和菓子を食してからは、いよいよお点前拝見の時間です。
茶せんを使って、目の前にいるお友だちのために心を込めてお茶を点(た)て合いました。
初めての体験ばかりで、「こうやるんだよ!」と、先に体験したお友だちが教えたり、不安な子は隣の
お友だちの真似をしたりという姿がありました。
それぞれの子が自分で考えて対応していくという良い経験になりました。
お友だちが点(た)ててくれたお抹茶を、「お点前頂戴します」といただくと、
「おいしい!」とか「そんなに苦くなーい!」とか、いろんな感想が聞こえてきました。
日本の伝統文化に少し触れてみました。
様々な体験を通して、思い出もいっぱい作りながら、いろんな感覚を磨いていってほしいなあと
考えています。